例年、春先は強風が吹き荒れますが今年は一層風が強く感じます。
昨年の秋に植え付けしたビオラが先日の強風で無残な姿になりました。
寒い北国の冬を玄関先で雪を受けながら冬越ししたビオラ。
とてもきれいに咲いていたのに、写真撮ってなかったのが悔やまれます。
ブリエッタなどサフィニア系の花は切り戻しを経験していますが、ビオラの切り戻しは初めてです。
かなり伸びていたビオラでしたが、切り戻しで綺麗に復活しました。
目次
ビオラ切り戻し(適芯)の時期
まずは買ってきたらすぐ摘心する
買ってすぐに花が咲いているのを切るのは忍びないのですが
この段階の「切る・切らない」でその後の花のボリュームに大きな差がでます。
趣味の園芸によると
根元から2節のこして、2節目と3節目の間で切るのが正解
のようですが、そんなに厳密でなくても大丈夫です。
形を整える程度にカットすれば大丈夫です。
春先の花がきれいなうちに切る
春になって花が咲きそろって1週間ほど花を楽しんだら摘心の時期です。
綺麗に咲いている状態だと花を切り落とすのが勿体ない気もしますが
この先、株を大きく育てて長く花を楽しむためには必須の作業です。
株が元気なうちに行うのが基本です。
切り戻しは思い切りが重要。
まだ花が咲いているからと躊躇していると、再び綺麗な花が見られない可能性が高まります。
株が弱ってからだと再生が難しくなるのです。
カットする時は、たとえ花が咲いていようともバッサリとカットします。
強風の日は注意が必要。無残な姿になったら切る
我が家のビオラは、数日前まではこんなに伸びていませんでした。
とても綺麗に咲いていて、満開状態でした。
ですが急に気温が高くなり、数日で一気に丈が伸びました。
そして、強風。

帰宅してみると玄関先のビオラは風で無残な姿になっていました。
西風直撃!
朝は綺麗なだったのに。
こんな姿になってしまったら、やるべきことは次の2択。
- カットして復活させて花を楽しむ
- 放置してタネをとる
②もういつかはやってみたいと思っていますが、今年まだ花を楽しみたいので①を選択。
一気に切ります。
切った後。

もう少しバッサリいっても良かったかも?
それにちょっといびつですね。
でも、また花が咲けば気にならなくなるでしょう!!
1か月後が楽しみです。
切り戻し時は新芽を確認しながらカット

ただ闇雲にカットしてもまた咲くかも知れませんが
新芽を確認しながら新芽の上をカットします。
新芽があればほぼ再生すると思ってカットしましたが、実際そうでした。
カットする時、下の方の葉っぱや茎が次の状態だとちょっと心配な状態です。
- 黄色くなっている
- 茎が細くなっている
秋に定植する時、苗はとても小さいので鉢にいっぱい植えたくなりました。
4株も植えましたが、かなり成長するので2株でも良かったかも。
欲張るのは植物には良くありません。


切り戻した花は切り花で楽しみましょう

カットしたビオラはこんなにたくさんです。
このまま捨ててはもったいないです。
最後まで楽しませてもらいましょう。
綺麗な花を選んで切り花で楽しみます。

とても綺麗です。
黄色い花は金運アップのもつながります!
花瓶にしているのはプリンカップです。
(2023/06/10 12:55:42時点 楽天市場調べ-詳細)
最近作っていないプリン。
本来の用途とは違いますが、口が広くて使いやすいです。
葉っぱが付かない花だけと花びらも飾ります宇。

花びらだけのものは皿で。
これも風流です。
これぐらい最後まで花を楽しめばカットされたビオラも本望かと思います。
Bloomee LIFE
切り戻したら差し芽に挑戦
切り戻しのタイミングで元気な茎を差し芽にして増やしてみようと思います。

とりあえず切った茎の部分を水につけて、その後土に植えます。
これで増やせたら無限に増やせるかも。
期待を込めて土に刺そうと思います。
結果はどうなるでしょうか?
ビオラ切り戻しから1か月後
切り戻し後は、置き場所を移動。
花が咲くまでは玄関脇の見えない方に置いていました。
水やりだけは欠かさずに。
液肥を2週間に一度くらい与えていました。
一か月後。

切り戻す前と同じように咲きました。
そして、徒長してないのでこんもりと言う表現がぴったりな状態です。
玄関を通るたびに、満開に咲いているビオラを楽しんでします。
でも一部だけ咲いてないところがあるのが気になりますが・・・。

この部分、位置的に紫のビオラだと思うんですが、これから咲くのか?
ちょっと経過を見たいと思います。
まとめ
初めてビオラの切り戻しをしてみました。
今回は予定していた切り戻しではなく、強風により仕方なく行った切り戻しでしたが、結果的に丁度良い時期だったようです。
切り戻した時は若干いびつでしたが、花が咲き始めたら全然気になりません。
カットする時には思い切りが重要です。
バッサリと行きましょう。
切り戻しで、また綺麗な花が咲くのはと~ってもお得♪
お花を復活させて長くお花を楽しみたいですね。
