クルールセンターV開きニットとRickRackスエットパンツでパジャマ作りました

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ソーイングが趣味の方って多いと思いますが

あなたがソーイングをするのは何のためですか?

材料を買って時間をかけて作るのはなぜですか?

自分自身何度か考えています。

 

作った服を着ていて会社の人に言われたことがあります。

[chat face=”woman3″ name=”” align=”left” border=”none” bg=”yellow”]それ作ったの?[/chat]

そうだよと返事をすると

[chat face=”woman3″ name=”” align=”left” border=”none” bg=”yellow”]作った方が安い?[/chat]

ハンドメイドをしない人には

作る=安くあがる

と考える人が少なからずいるようです。

でも、安く済ませるために作っているかと言われればそんなことはありません。

今は安くて良い物がたくさん販売されています。
作った物より買った方が安かったと言うことも多々あります。

なのになぜ時間をかけて作るのか?

それは作ることが楽しいから作るのです。
パターンを選び、生地を選び、カットして縫う。
そのどれもが楽しい時間です。

たまに失敗することもあるけれど

ソーイングって楽しい!

それこそが私がソーイングする理由です。

安さ追求ではありません。

お名前.com

目次

趣味と実用を兼ねて娘のパジャマを作る

パジャマ上はクルールセンターV開きニット

クルールさんの型紙「センターV開きニット」。
すでに5.6着は作っているお気に入り型紙です。

センターV開きニットは前身頃の真ん中を縫い合わせる作り方。
作ってみるまでは真ん中に縫い目があるのってどうなんだろうと思っていましたが、特に違和感は感じません。
Vって難しいイメージを持っていましたがこの作り方だとVネックも楽勝です。

Vの開きが深いのが苦手なので1.5cm上に上げています。
でも娘なら上げる必要は無かったかも。

いつもマグネット定規を使って縫いますが、Vのところはマグネット定規は使えないので
マスキングテープを貼ってその際を縫うようにしています。

こうするとマグネット定規を使えない部分も幅を保って縫えます。
自分より手が長い娘に合わせて袖口リブを2cmプラスしています。

大事なセンター部分、アイロンであたりがでて白っぽくなってしまいました。
次作るときはアイロン掛けは低温でもっと慎重にしないとダメですね。

 

パジャマパンツはRickRackスエットパンツ

このスエットパンツの型紙も経験済みの型紙。

いつも裏毛で作っていたので、今回の生地はそれに比べたら薄手です。
縫い目の部分とかの耐久性が気になりましたが伸びもあるので縫い目に負担がかからないだろうと勝手に解釈。

他に長さがあるニット生地も無かったし、パジャマなんだから上下セットが良いですよね。

寝るときは厚手の生地より薄手で暖かい方が楽です。
だからこの生地は薄いけど暖かいので冬にピッタリです。

これなら旅行の時などはルームウエアとして着ていられます。

 

 

ねこの隠れ家パウダーニット使用

今回の生地はお気に入りで色々作っているねこの隠れ家さんのパウダーニット。

以前ブラックを大量に買って、今回作ったセンターV開きニットやタートルを作ったりしていますが生地が薄いのにとても暖かいです。

色はスモークグレー。
同じ生地の色違いなのですがブラックより生地の厚みが薄い気がします。
それがかえってパジャマには向いていると思いました。

着心地は抜群なようで、久しぶりにハンドメイドの作品としては娘に好評でした。

この型紙と生地の組み合わせで作ったパジャマなら着心地抜群になるのは間違いありません。

自分のも欲しいくらいです。

 

市販のパジャマより安く仕上がったのか?

上下パターン+生地 意外とお金がかかっています

[jin_icon_check_circle color=”#e9546b” size=”18px”]パジャマ上型紙 クルール センターV開きニット       1,836円

[jin_icon_check_circle color=”#e9546b” size=”18px”]パジャマ下型紙 RickRack スエットパンツ            1,080円

[jin_icon_check_circle color=”#e9546b” size=”18px”]生地 ねこの隠れ家 パウダーニット m2,400×3=7,200    7,200円

合計 10,116円

なんと10,000円オーバーのパジャマになります。
ビックリです。
市販品で10,000円のパジャマなんて私は買えません。
この事実を知ると自分の分も作ろうとは思えません。

でも家に在庫であった生地と在庫の型紙だったので作ってしまいました。

型紙は何着も作れば型紙の単価が下がります。

センターV開きニットはすでに4着目
1,836÷4=459円

スエットパンツは3着目
1,080÷3=360円

生地は4m購入したのですがあとまだセンターV開きニットとカーディガンが作れるくらい残っています。
そうなるとセンターV開きニット2、スエットパンツ1、カーディガン1の4着が出来ることになります。
1着単価はもう少し下がります。

それでも、ミシン糸も使っているし型紙を買う時は送料もかかっています。

きちんと計算してみると
安く上げるためにソーイングをする
と言うことにはなっていませんでした。

安く出来れば最高!でも良い素材で好みのものを

【パジャマは作る】が我が家の暗黙の常識です。
小さな時は何でも着てくれていた娘も、大きくなるにしたがって市販品を着たがります。
でも、パジャマは外に着ていかないのでどんな物でも着てくれます。

旦那も一度手作りパジャマで着心地を実感してから作ってもらう物と思っています。
私もパジャマ作りは好きです。

でもパジャマも安い物がたくさんあります。
今回作ったのは娘のパジャマですが、婦人用のパジャマなんて1,980円でも買えます。
手作りで1,980円となるとなかなか難しい気がします。

手作りだと安く済むと考えたら作る理由はなくなります。
でも安く買った物を着てみたら着心地が悪かったということ、意外とありますよね。

型紙から作った物でも着心地を気に入らない物はあります。
作ってみないと分からないのです。

でも、生地は着分必要ですが、型紙は修正して作り直すことが可能です。
次に作る物は自分の好きな着心地に近づけることが出来ます。

安かろう=悪かろう

とは思いませんが、値段が安いのにも高いのにもそれなりの理由があると思っています。

今回の機能性ニットを市販で買うとなったらかなりのお値段になると思います。

ソーイングすることで市販品なら高額になる素材で作ったものを安くすることは出来ると実感しました。

そう言う意味で「安く出来るの?」の問いには「良い素材で安く出来るよ」と言えます。

 

 

まとめ

今回のパジャマは原価計算した結果、高級パジャマになっていたことが判明しました。
満足して着てくれていることを考えると作らなければ良かったとは思いません。

安くて品質の良い商品もたくさん売られていますが、高機能生地を使っているこのパジャマは、同じ素材を使用した市販品があれば高額になると思います。

好みの色や素材でアレンジを加えたりして作ることが出来るのハンドメイドの醍醐味。

そして、ハンドメイドのパジャマには作った人の気持ちが込められています。
作ってあげた満足感、作ってもらった喜びなど市販品では味わえないことが味わえます。

これから 安く出来るの?と聞かれたら、この結果を思い出して
好きな素材で作れるし作るのが楽しいから作るんだよと答えようと思います。

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