nicoです。
今回は「マイホームの修繕:トイレを交換したこと」について書いています。
建ててからも、色々とお金がかかるマイホーム。
築十数年の我が家も、最近になってちょこちょこ修理や交換問題が出始めました。
今回トイレの水漏れが発生。
修理不能で丸ごと交換となりました。
50代になった私たちがリフォームで設置するべきはどんなトイレ?と悩みました。
結局、新築時と同じタンクレスを設置。
トイレが壊れたら将来を見据えてリフォームしましょう。
まさかの修理不能
ある朝、トイレへ行くと水漏れしていました。最初はタチタチでしたが、翌日には量が増えていたので、いつもの業者さんへ電話して見に来てもらいました。
修理してもらったら使えると思っていた我が家ですが・・・結果は
修理不能!マジで!?
業者さんが持参していた紙を要約した物がこちら。
重大事故防止のためのお願い
温水洗浄便座は電機製品です。
長期間(10年以上)おつかいの製品はお買い換えをご検討下さい。
温水洗浄便座補修用性能部品保有年数製造終了後6年。温水洗浄便座補修用性能部品とは製品製品の機能を維持するために必要な部品のことです。
発行元 一般社団法人 日本レストルーム工業界
新築時に設置したトイレはタンクレストイレ。
便座とウォシュレット部分が一体型なのでウォシュレット部分が壊れた時、そこだけの交換は難しいと言われていました。
でもそもそも部品が無いなんて。
業者さん
「すでに10年以上が経っていて部品がありません。
トイレを交換しなきゃいけません。
火災や感電、室内漏水の原因になるとのことで止水栓を閉めておきますね。
カタログを置いていきますのでご検討下さい。」
数万円で修理出来ると思っていた我が家にとってはまさかの事態です。
今更ですが・・・やっぱりタンクレストイレなの?
新築でタンクレストイレを設置した理由
丸ごと交換と言われて、同じタンクレスの後継機を・・・とカタログを見てみるとビックリの価格でした。
タンクレストイレってとっても高いんです!!
今まで設置していて、今更何言ってるの?と思うかも知れませんが・・・。
10数年前家を建てる時は、トイレ単体の価格なんてあまり気にしていなかったので、いくらだったか覚えていません。。。
新築の時は、次々決めていく設備の多さに一個一個にあまり注目しませんでした。
住宅屋さんが勧める設備を、気に入れば価格は気にしないでOKしていました。
何しろ我が家が建てるきっかけが
家を建てよう!
いきなりの一言。
注文住宅を建てるなら、建てようと思ってから数年かけて構想を練って自分の思う理想の家を建てるでしょう。
現に、私の友人宅は構想5年で建てたとかで、納得の家に住んでいます。
なのに、我が家は住宅展示場を数件見ただけで建ててしまったのです。
急に思い立ち、こだわりなんて考える間もなく着工してしまったので、勧められるままに決めてしまう、売る側からすればカモ客だったのです。
でも、設置したタンクレストイレは快適に使っていました。
タンクレストイレのメリットとデメリットは?
新築から10数年、何の疑問も問題も無く使用してきたタンクレストイレ。
高額だったことを機に、今更ながらタンクレストイレについて考えてみました。
メリットとデメリットをあげてみて、これからの我が家にとっては何が重視されるべきなのか?
そもそもタンクレストイレであるべきか?
高齢に向かう我が家に必要なトイレは?
アタラと話し合っているうちに・・・
思い出しました!我が家がトイレをタンクレスにした経緯を!
年老いて車イスになるかもしれないからトイレ内が広く使えるようタンクレスにしよう!
これがタンクレスにした一番の理由でした。
メリットにあげた2です。
その為に、トイレのドアも引き戸にしています。
何故、将来の車イス生活まで考えてかと言うと・・・
私が勤めているのは、福祉関係です。
車イス生活になるとトイレはある程度の広さが必要とです。
トイレが狭いと車イスからの移動が大変になります。
私も将来どうなるか分からないので、トイレは広く!と思ったのでした。
思い出したら、もう迷いはなくなりました。
トイレ内を広く使えるタンクレストイレに決定!
この際、価格には目をつむります。
メーカーは?設置業者?
我が家はTOTO派
トイレを選ぶ際にすぐに思い浮かぶのがTOTOとLIXILの2大メーカーです。
我が家の水回りはTOTOオンリー。
やはり今回もTOTOかな?と思いながら、一応LIXILのカタログも手に入れました。
便器内のキレイを保つ構造で各社特徴をだしていますが、機能にそう大差は無いように思います。
同じ機能の機種で比べるとLIXILが若干安いかな?と言う感じでした。
我が家にとって、安さはとっても魅力です。
ちょっとLIXILに気持ちが傾きます。
しかし、我が家のトイレは手洗いが別付けでTOTOです。
色を揃えるならやはりTOTO?
些細なことが気になる私はLIXILのアイボリーとTOTOのアイボリーは同色?
カタログや販売サイトを見ても、あまり差が無いように思います。
だけど、我が家の手洗いと並べて比べることは不可能。
そもそも、我が家はアイボリーでしたが、今の主流はホワイト!(らしい)
私が数件見たショールームや家電量販店に、アイボリーは現物が展示されてませんでした。
悩んでいたとき、背中を押したのが同僚の一言。
「似てると言っても同じメーカーでは無いからちょっと色が違うんじゃない?」
色がちょっと違うだけで・・・と思うかも知れませんが、この先長く使うトイレ。
些細な事が気になる私は、入るたびに、ちょっとイラっとしそう。
そんなことになりたくないので、結局TOTOに決定。
TOTOでも昔のもとの色が違っていたら・・・。
それはもう仕方ありません。
設置してから思いますが
全く違う色(グレートか茶色とか黒とか)のトイレを設置してイメージを一新する!
という手もあったかなと思います。
微妙な色の違いも心配無用だし。
・既存の手洗いがあるなら、同色がおすすめ
・色を変えてイメージ一新もあり!
相見積もりは必須。見積3箇所で安い業者に決定
なるべく安く設置したいので3社で見積もりを取りました。
- いつも修理で依頼しているTOTOメンテナンスサービス
結果的に、ここが一番高額見積でした。
もちろん不採用。 - 家電量販店
ここは、対応が早くて翌日訪問見積してくれました。
担当の方もとても良い方でした。
でも、こちらも最安ではなく不採用。 - 同僚の知り合いの水道屋さん←決定
最安見積を出してくれました。
我が家とすれば、家電量販店で見積もりしたとき、ここでも良いかな?と思いましたが、結果的に家電量販店の見積金額を伝えたことが良かったようで、かなり安くしてくれました。
カード払いが出来ないことが、ちょっと残念ではありましたが、思っていたより大幅に安く交換出来ました。
やはり相見積もりは必須ですね。
決めたのは、ネオレスト。
最上位機種ではありません。
長く使うものとはいえ、やっぱり最上位機種には手が届かず、最低限の機能が付いたタンクレスの中では価格が低いタンクレストイレです。
予算は25万円でしたが、20万+消費税という価格で設置出来ました。
我が家はコレで大満足!
セットで交換?トイレのクロス問題
業者が決定した時、見積にはクロスの張替も組み込まれていました。
家電量販店の担当者さんが見積に訪問したときも、トイレを撤去したらクロスが汚れているかも?と言われていて、ちょっと気になってはいたんですが、やっぱり見積されている~となりました。
本当なら、10数年も経っているのでクロスも張り替えれば、本当に綺麗なトイレに生まれ変わるだろうと思いましたが、ケチな自分がムクムク現れてきて・・・。
予算も当初の25万円に収まる金額だったのですが、必要ないなら交換したくない!と思っていました。
業者さんに確認しても
業者さん「トイレを外してみないとクロスの汚れの状態は分かりません」
と言うことは、撤去する前にクロスの張替えをするかしないか決めなきゃいけません。
クロス費用は16,200円。多分安いと思います。
でも、困ってないところ=不必要なところに16,200円払いたくない!
結局、何度も既存のトイレとこれから設置するトイレのサイズを計り、今のトイレの方が床との設置部分が大きくて、汚れた部分が隠れるから大丈夫だろうとクロスの張替をやめました。
ちょっとしたチャレンジでしたが、予想通りキレイに収まってクロスはキレイな状態でした。
チャレンジ成功したから良いんですが・・・
ここは本当にチャレンジでした。
クロス問題は、トイレの交換の時は必ず出てくる問題です。
カタログと現物のサイズを十分確認して、チャレンジする勇気がある方はチャレンジしてみる価値はあります。
お金に余裕がある方は、一緒に変えたほうが確実にトイレが生まれ変わります!
まとめ
我が家のように50代以上の方は家の築年数からトイレの交換が必要となるタイミングがあると思います。
車イスを使うようなことがあるかも?とちょっと想像して、広さが確保出来るタンクレストイレへの交換を検討するのも良いかも知れません。
広いトイレの方や健康に自信あり!という方は、何の問題もありません。タンクレスに拘らず気に入ったトイレを設置すれば良いと思います。
今回のトイレ交換で、ちょっと後悔したことは、オート開閉が付いた機種を選ばなかったこと。今までもオート開閉機能が無かったので、今回も無しにしたんですが、あっても良かったかなと思っています。
トイレのフタくらい自分で上げられるでしょう!と思っていたけれど、我が家は2人とも腰痛持ち。
一日数回かがむ必要がなくなると思えば、ちょっとの価格UPはしても良かったかもしれません。
無い物を足すって想像力が必要です。前のトイレに無かったから別に要らないと思っていましたが、コレがあったら・・・とちょっと考えてみることが必要だったと思います。
歳をとるほどに、あったら楽になるものは、価格を考えながらチョイスするってことが大事だと思いました。
多分、次にトイレの交換が必要になったら、我が家はオート開閉付きを選ぶでしょう。
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